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「レゴブロック」を使ったプログラミング教材、販売開始へ

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 レゴ(本社・デンマーク)の教育部門を担うレゴ エデュケーション(日本オフィス=東京・港区)は、「レゴブロック」を使ってプログラミングを体験できる教材を開発した。科学や芸術、数学などの分野を融合させた「STEAM教育」に焦点を当て新製品で、学校の授業用教材として販売する。
 同社の新製品「レゴ(R)エデュケーション SPIKEプライム」は、レゴブロックを組み立ててモデルを作り、ビジュアル型プログラミングソフトの「スクラッチ」を操作してモデルを動かす。
 対象は小学校高学年以上で、中学校や高校での活用も想定する。日本国内での販売価格は税抜き4万5800円。8月末までに正規の代理店を通して販売を始める。
 無償の専用ソフトウェアには、STEAM科目に関連した4テーマ・30種類以上の「レッスンプラン」を含む。児童・生徒はさまざまなモデルの組み立てやプログラミングに挑戦できる。
 同製品は組み立てからプログラミング、学習の振り返りまでを最短約45分で実践できるという。小学校でのプログラミング教育の必修化に向けて、教師用の授業プランも同社ウェブサイト(https://education.lego.com/ja-jp)で公開する。

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