奈良 鹿ものがたり
14面記事中村 文人 著
川上 悠介 写真
奈良県の見所の一つは県庁前にある鹿のいる奈良公園だ。奥には原生林を持つ大きな公園。約1300頭の鹿。天然記念物に指定された野生動物。
昔、神様が茨城県の鹿島神宮から奈良まで白い鹿に乗ってきたといわれていて「神様の使い」として大切にされてきた。鹿と人の共生を願い「奈良の鹿愛護会」を設立。けがや病気の鹿を保護し鹿苑で治療。秋に鹿の角切り。けんかによるけがの防止。5月中旬に鹿苑で子鹿が誕生。鹿の歴史や暮らし、人との共生が分かる。(小学校低学年から)
(1404円。佼成出版社 Tel03・5385・2323)
(望)