島根、市町村への教職員人事権委譲問題で協議
NEWS 島根県では、松江市が教職員の人事権の一部を県から市に移すよう求めていることを受けて協議が続いている。松江市は希望する市町村に対し、人事権の一部を移すよう求めてきた。具体的には、採用・異動・承認・懲戒に関する権限や、どの学校に何人の教職員を配置するかを決める権限、1学級の児童・生徒数の上限を決める権限など。
市町村それぞれに応じた教育を進める上で有効だとしている。18日には、松江市をはじめとする県内の市町村の教育長と県教委教育長らで構成する委員会を開いて論点を整理。新年度に入ってから全市町村の教育長を交えた会合で、これまでの議論の経過を報告する予定。