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「防災教育は役立つ」は64・9%―18歳意識調査

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 公益財団法人日本財団は5日、第11回18歳意識調査の結果を公表した。今回は「災害・防災」がテーマ。それによると、18歳全体の77・6%が「多発する災害」を「不安」と答えており、80・9%が「国の防災対策」は「不十分」と答えた。
 一方、防災教育については64・9%が「役に立つと思う」と答えた。「役に立った・役立つと思う」理由では、被災経験のある18歳の人は「実際に役立った」「落ち着いて行動できた」などが目立つ。「役立たなかった・役に立たないと思う」の理由では、被災経験がある18歳は「想定外すぎて避難訓練のように冷静に動けない」「自宅でどのように行動すればよいか分からない」など。このほか「若者がもっと災害ボランティアに参加すべきと思う」は67・3%あった。

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