30年目迎える社会人向け県立高校聴講制度 来年度は5校で受け入れ
NEWS 来年度で発足30年目を迎える県立高校聴講制度の受講生の募集を熊本県教委が始めた。平成2年度に社会人が全日制高校の同一クラスで1年間学べるようにしたもので、当初は3校から開始していたが、来年度は5校で実施する。
聴講できるのは、球磨中央高情報処理科の科目「電子商取引」、同様に鹿本農業高施設園芸科、食品工業科、バイオ工学科、生活科学科の「総合実習」、菊池農業高農業科、園芸科、畜産科学科、食品化学科、生活文化科の「総合実習」(演芸、食品製造等)、芦北高林業科の「農業情報処理」、天草拓心高食品科学科の「食品製造」。2人程度を受け入れる。聴講許可手数料が1人1400円、聴講料(年間)は1人1単位(週1回で約50分)相当で2500円。
聴講生の仕事や趣味に役立つだけでなく、生徒や職員にも良い刺激となっているという。