東京理科大学は、大学入試センター試験が大学入学共通テストに改まる２０２１年度の一般入試の実施方法を発表した。同大学では、センター試験のみのＡ方式、センター試験を活用しないＢ方式、センター試験を部分的に活用するＣ方式を行っており、２０２１年度入試も同様の仕組みとする。英語の外部検定試験を受験条件としていた枠では、大学入学共通テストのシステムを活用する。出願に当たっては、調査書の他、受験生本人に対し、活動報告などの書類の提出を求める。
　２０２１年度入試で共通テストを活用するのは、Ａ・Ｃ方式。センター試験の廃止に伴って共通テストを導入する。Ｂ方式では採用せず、独自試験のみ行う。
　英検やTOEICなどで一定の点数を取ることが出願資格となっているグローバル方式では、２０２１年度入試も英語の外部検定試験の受検を必須条件にする。資格や検定の種類、応募可能なスコア・級などは後日発表する。
　出願時には、調査書の他に、高校での活動報告などの提出も求めている。合否判定には使わず、入学後の支援などの際に生かすことを想定している。