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自発的活動のある教科学習を研究

10面記事

研究会

2月18日に授業公開
東京都立八王子特別支援学校

 東京都立八王子特別支援学校は2月18日、公開研究会を開催する。小・中学部と高等部で全学年の授業を公開する。当日に扱う教科・指導領域は小学部では、国語、算数、図工、音楽の他、社会性の学習と自立活動で、中学部では国語、数学、美術、音楽と自立活動。高等部では職業、国語、作業学習となる。
 児童・生徒のできることとできないことを見極めて課題設定をし、自発的な活動のある授業づくりに取り組んできた同校。教科指導の中に、ねらった思考に絞らせるための自立活動の要素を取り入れてきた。全ての授業を「動機付け」「手立て」「教育環境」「実態把握」の4要素を重視して実施している。
 全体講演会は「知的障害教育における教科指導」をテーマに武富博文氏(教育政策研究会特別支援教育部会)が登壇。指導・講評は幼児~成人に対する発達指導などを手掛けるたすく(株)の齊藤宇開代表が務める。
 開催場所は同校で、午前8時30分から午後4時50分まで。参加申し込みの期限は2月8日。詳細は同校ホームページ=http://www.hachioji-sh.metro.tokyo.jp/site/zen/page_0000000_00100.html

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