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大学入試新テスト、国語は正答独自に設定1校

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 大学入試センターは、大学入学共通テストに加え、希望する大学向けに個別試験で使える国語の記述式問題と採点基準の提供も始める。27日には今年5~6月に行った、この記述式問題の試行調査の結果概要も公表した。
 参加したのは国立9大学の113人(原則1年生)。入試センターが提供した正答例や正答条件を使ったのは8大学で、1大学は独自に設定した。正答条件を入試センターよりも詳細に設定したという。また、配点例を独自に設定したのは2大学だった。
 問題の難易度について大学に行ったアンケートでは「難易度が高すぎる」が2、「難易度は高いが、正答条件や採点基準を調整することで利用は可能」が4、「難易度は適当」が2だった。入試センターでは、アンケート結果なども踏まえ「今後、個別試験で活用していくことは可能」としており、利用方法について各大学と連携を取っていくとしている。

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