超過勤務の「一律手当」、改善求め3万筆の署名が文科省に
NEWS 教職員の労働環境を改善しようと、超過勤務時間の長さとは無関係に一律の手当を支給する仕組みを定めた法律の改正を求めて集まった署名が4日、文科省に届けられた。中部地方の高校教諭が教育学者の賛同を得てインターネットを通して募ったところ、3万2000筆あまりが寄せられた。
発起人の斉藤ひでみさん(仮名)は、「残業には残業代などの対価を支払ってほしい」「残業時間に上限を求めてほしい」などと訴えてきた。署名を通して寄せられた声を踏まえて、教職員の働き方改革について検討している中央教育審議会で審議することも求めている。