山崎さんら協力し宇宙飛行士が持つ力を分析、教材・プログラムを開発
NEWS 人工衛星やロケットの打ち上げに関するサービスを提供しているSpace BDとZ会グループ、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は13日、宇宙飛行士が持つ力を分析した上で、来年3月までに教材や学習プログラムを開発すると発表した。
急激な社会の変化や学習指導要領の改訂に伴い、子どもたちに求められる力も変わってきている。その一つが「予測不能な変化に対応する力」だ。
協働する3団体は、未知の宇宙空間に挑む宇宙飛行士に備わっている意欲や能力が、今後必要になる力のモデルになるのではないかとの仮説を立てた。JAXAに所属する宇宙飛行士の経験や訓練方法を教育分野で活用することを狙う。
宇宙飛行士の山崎直子さんらの協力を得て、来年3月を目標に幼児から大学生までを対象とする教材やプログラムの開発に取り組む。4月以降は試験的に販売して教材を改良し、2020年からの本格販売を目指す。